【完全版】会社員が年収を上げる方法:社内版と転職版

「年収を上げたい」という気持ちは、会社員の方であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

本ページでは、会社員の方が給料を上げる方法について書いていきます。社内と転職でそれぞれ3パターンずつあります。

※契約社員やアルバイトなどの契約形態でも、会社に雇われている方すべてに参考になる情報です。
※非正規の方が正社員になるなど契約形態を変える方法については、触れていません。

もう少し厳密に書くと、自分自身の価値を年収(給与)という形で最大限に認めてもらう方法という点について書いていきます。どちらかというと処世術に近いです。

※本質的に、自分自身の市場価値を高めり方法については、別記事で書きたいと思います。

※基本的に、雇われている方が対象ですので、自分の事業をしている方や起業する方の参考にはならないかと思います。そういった方は、年収ではなく売上を上げる方法に興味があるはずです。

会社員が年収を上げる方法:社内と転職によるパターン

社内で年収を上げる方法

まず最初に取り組むべき方法は、今いる会社・組織の中で出来ることです。転職をする前に、今の会社内で出来る方法が、以下の3パターンです。

1)グレードを上げる(社内)

最初の方法は、今いる会社における評価を上げるということです。

明確な評価基準が設定されている会社は、「スタッフのレベル1→2→3・・・」「リーダー:レベル1→2→3・・・」というような役職グレードが存在します。結果を出すことで、このグレードを上げていくというのが、最初の現実的な方法です。

ただし、会社によっては、こういう評価基準が公表されていない、またはそもそも基準がないという会社もあると思います。その場合は、どうすれば評価が上がって、給与アップに繋がるのかを上司なり人事なりに確認しましょう。確認しないことには、上げ方が分かりませんし、会社はその必要性をいつまでも認識しない可能性が高いです。

2)役職を上げる(社内)

2つ目の方法は、方法1で書いた役職を上げるという方法です。肩書が変わることで、より責任範囲や仕事の守備範囲が広くなり、必然的に給料アップに繋がります。

日本的な組織であれば、主任や課長、部長と上がっていく方法です。ITコンサル企業であれば、アナリストからシニアアナリスト、コンサルタントからマネージャーという感じです。

役職が上がって給料が上がらないというのは、普通に考えてブラック企業だけだと思います。(そんな企業ないと思いたいですね。。)

3)在籍期間を積み重ねる(社内)

年収を上げる一つの方法として、同じ会社に長く在籍する方法も存在します。ただし、全くお薦めできない方法です。

過去の日本社会においては、転職するということがあまり一般的ではなかったため、考え方が古い方は、まだこの方法がベストだと思っているかもしれません。

もちろんこの方法を否定するつもりはないです。現在勤めているところが、自分にとって理想の会社であり、自分がやりたい理想の仕事であるならば、この方法を採用すべきでしょう。むしろ、そういう方にとっては年収を上げることが最優先事項ではないかと思います。

もし、年収を上げるということが重要であるのであれば、長く在籍することはお薦め出来ません。転職に成功すれば、今の年収を短期間で大幅に上げることが出来るからです。

転職して年収を上げる方法

今いる会社内で年収を上げることに限界を感じた方や、もっと違う次元の年収に上げたいという方は、転職をする方法があります。

4)ポジションを変える(転職)

転職によって自分のポジションを変えることで、年収を上げることが可能です。

以下の2つの軸で、ポジションを変えましょう。

①役職を上げる
②職種を変える

最初の①役職を上げるは、肩書がない状態から、転職して肩書を与えられるようなパターンです。

例えば、一般社員だった状態から、転職してチームリーダーになるというようなパターンです。コンサルファームの場合で言うと、コンサルタントだった人が、転職してシニアコンサルタントやマネージャーなどのタイトルになることです。

次の、②職種を変えるというのは、同じ業界や得意分野内において、自分の役割をずらす方法です。

例えば、エンジニアだった人がITコンサルタントになるというパターンです。

ただし、この方法は、前職のスキルや経験が活かせる程度に軸をずらす必要があります。ずらしすぎると、スキルや経験が活かせず、年収が下がることにもなります。

5)会社の属性を変える(転職)

5つ目の方法は、転職によって会社の属性を変えるということです。

属性の意味合いですが、要するに規模であったり、ビジネスの状況などです。その会社についての特徴について意識することが大事ということです。

主なポイントとして、以下のような組織に移ることで、年収が上がりやすくなります。

・大手
・外資
・儲かってる会社

大手は、一概には言えないとはいえ、ビジネスモデルや制度が確立されています。そのため、全体的にすべてにおいて効率化されており、利益率が良い傾向にあります。また、社歴が長いことで、新たなビジネスも生まれやすいです。このような特徴により、同じような役割・仕事内容である場合、基本的に年収が高くなります。

外資は、中小大手関係なく、とにかく効率化されています。別の言い方をするのであれば、成果主義だということです。つまり、価値や利益を確実に生み出すことに忠実であるということです。優秀な人材は育てるのではなく採用するという思想が強いです。実力主義のため、ある意味では日系よりも厳しいかもしれませんが、だからこそ給与は高くなります。

最後に、儲かっている会社と書きました。これは大手や外資も当てはまりますが、それ以外にも中小や日系で儲かっている会社であれば、総じて給与が高くなりやすいということです。

儲かっているということは、売上が伸び利益が出ていることで、人材にさらに投資していくと考えられるからです。逆に、売り上げが伸びていないような会社は要注意でしょう。

6)業種を変える(転職)

年収を上げるための最後の方法は、業種を変えるということです。

世の中には、儲かる業種と儲かりづらい業種が存在します。儲かりづらい業種から、儲かりやすい業種に移るだけで、年収がドーンと上がります。

もちろん業種を変えるということは、転職自体が難しくなるということです。

(少し脱線しますが)では、どうやって転職すればいいかということですが、スキルを軸として業種をずらすという考え方が有効です。

例えば、今まで営業職として経験を積んで人が、IT業界での営業職に転職して、年収を上げるというパターンです。

IT業界は年収が高い業種の一例です。

要するに、自分の持っているスキルや経験を、より利益が出ている業種で活かすことで、年収を上げられるという方法です。

以上、本ページでは会社員が年収を上げる方法について書きました。

転職活動の具体的な手順について知りたい方は、以下の転職活動ページを読み進めてみて下さい。ITコンサルタントという職種以外の転職活動でも取り組み方は基本的に同じになります。

転職活動

もっとお金を稼ぎたいという方は、起業して、自分でビジネスを始めるという方法もあります。また別記事で書ければと思います。

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